「ちゅら花」は黒酢だと今まで勘違いしていました。
「ちゅら花」は黒酢ではなく「もろみ(醪)酢」なんですね!
黒酢じゃないの?
「ちゅら花」公式サイトの先頭に【定期初回限定980円 黒酢発酵天然クエン酸天然のお酢ちゅら花】と書いてあります。
黒酢発酵→黒麹発酵 の間違いでしょう!
勝手に勘違いした私が悪いのですが、「ちゅら花」黒糖タイプと書いてあるのも紛らわしい気がしませんか?
まあ、黒糖は飲みやすくするために入っているので、「ちゅら花」に文句は言えませんが・・・
しかし、もろみ酢ってあまり良く知りませんが何でしょう?
今回はもろみ酢とは何?黒酢との違いは?について掘り下げてみたいと思います。
もろみ酢とは何?琉球もろみ酢とは?
「ちゅら花」は分類上は「もろみ酢」に入るのですが、製造元は沖縄に集中しています。
沖縄で作られるもろみ酢は「琉球もろみ酢」という名で販売されています。
もろみ酢の販売元が「もろみ酢公正取引協議会」という組織を作っていて現在27社で成り立っていますが、その中にちゅら花 株式会社の名前はありません。
「ちゅら花 株式会社」以外にも未加入の販売元はあると思いますので、もろみ酢製造会社の数はかなり多いと思います。
実は黒麹で作られた蒸留酒はアジアでは泡盛だけなんですよ!
もろみ酢は泡盛の製造時にできたもろみから作られるんです!
沖縄の泡盛のもろみで作ったもろみ酢を「琉球もろみ酢」という名前で農林水産省に登録している団体もあります。「琉球もろみ酢事業協同組合」がそれですが、「ちゅら花 株式会社」の名前はここにもありませんでした。
だから、「ちゅら花」のサイトやラベルには琉球もろみ酢とは記載していないのでしょう。
さて、先ほど述べたようにもろみ酢は泡盛のもろみが原料だといいましたが、正確には泡盛を蒸留した後にアルコールと分離してできた泡盛の酒粕がもろみ(醪)です。
アルコール分の無いもろみにはクエン酸やアミノ酸が非常に多く含まれています。
このもろみを圧搾・ろ過したものが「もろみ酢」です。
そしてもろみ酢に黒糖や果汁を加えて飲みやすくしたのが「ちゅら花」黒糖タイプなんです。
実はもろみ酢は泡盛以外からも作ることはできます。麦焼酎などの蒸留酒からも作れます。
大分麦焼酎「いいちこ」にも「もろみ酢」があるそうですよ。
しかし、沖縄の生産量が圧倒的に多いのは泡盛の生産量が多いせいでしょうか?
黒酢ともろみ酢の違いとは?知ってびっくり!
近年の健康食ブームで黒酢、もろみ酢とも生産量が大変増加しているそうです。
ところが黒酢ともろみ酢は分類が違うのです。知りませんでした。
分類上は「黒酢」は発酵調味料、「もろみ酢」は清涼飲料水になっています。
成分の違いでは黒酢の主成分は酢酸でクエン酸は少量ですが、もろみ酢はクエン酸とアミノ酸が主成分です。
クエン酸は酢酸よりも殺菌力が弱いのでもろみ酢は開封したら冷蔵保存し、早めに飲んでしまわないといけません。
もろみ酢の多くは沖縄で生産されていますが、黒酢は全国で生産されるようになっています。
しかし、黒酢は歴史が古く本来は九州鹿児島県の伝統食品なので産地も鹿児島が多いです。
「もろみ酢」の製造は前に述べたように泡盛製造後のもろみから作られますが、黒酢は玄米と麹で作られます。黒酢は一般の穀物酢に比べてアミノ酸が豊富です。
中国では「香醋(こうず)」は一般的なお酢らしいわよ!
黒酢は玄米と麹で発酵させ、アルコール発酵→酢酸発酵という工程を経てできます。
もろみ酢とは全く違いますよね。黒酢が黒いのは糖とアミノ酸が反応して黒くなるそうです。
「ちゅら花」と他のもろみ酢との違いとは?
「ちゅら花」と他のもろみ酢とは何が違うのかを調べた結果、次のことがわかりました。
「ちゅら花」の方がクエン酸とアミノ酸の含有量が断然多い!
100ml中の含有量 | 「ちゅら花」 | 琉球もろみ酢 |
---|---|---|
クエン酸 | 1,652mg | 885mg |
アミノ酸 | 3,045mg | 1,928mg |
すごいでしょ!だから、「ちゅら花」をお勧めしたいのです!
初回限定 980円でぜひ試してみてください!
まとめ
ちゅら花は黒酢ではなくもろみ酢でした。知りませんでした。
そして、もろみ酢の大半は沖縄で製造されていますが、それはもろみ酢が泡盛のもろみから作られるせいでした。
「黒酢」も「もろみ酢」も共に健康に良い食品ですが、「黒酢」が発酵調味料、「もろみ酢」が清涼飲料水に分類されています。
そして「黒酢」も「もろみ酢」もともに健康食ブームで伸びている食品です。
でも私は自分が毎日飲んでいる美味しいもろみ酢「ちゅら花」黒糖タイプをお勧めしたいのです!!